2020年11月23日月曜日

モクレン 強剪定

大きなモクレン。
伐採するほどの剪定とのご希望。
黄色の線の辺りを目安に切ります。

ほとんど無くなりました。
けれど、若い枝と芽をしっかりと残しています。
来春は切られた分の反発力で、暴れるかもしれません。
今後、樹木がその力を発揮できる方向に優しく導くなら、美しい樹形になっていくでしょう。


再びモクレン。
一年で驚くほど大きく伸びる萌芽力と成長。
しかしいつも同じ個所で切っていると、立枝とコブばかりになります。


朝に積もった雪も解け、無事に剪定完了。
立枝は外向きの小さな芽を残し切ることで、立つ強さとコブを抑えることができます。
この木はまだコブが多くバランスが悪いので、少しづつ樹形を作り直していく必要がありますね。






 


2020年11月16日月曜日

細長いスペースを 綺麗に

車庫前に轍が付き、大きな段差ができています。
車の出入りの支障を無くし、同時に幅0.8mのスペースの防草とリフォーム。

コンクリートの平板で路盤を作りました。
サクラの木付近の既存ブロックは生かしつつ、枕木で仕切り、変化を作っています。
もちろん平板下は、25㎝砕石を入れて転圧しています。
逆側から見た施工前。
確かに、この細長いスペースの草取りは、やりにくそうです。

外壁と調和した、小気味よいリズムを感じるスペースとなりました。
作業中に、ゴミも収集されたようです!

一日で、大きな変化となりました。

2020年11月6日金曜日

アカマツ 剪定

大きく立派なアカマツ。
けれどもマツは、美しさを保つための手入れが欠かせません。
手入れが重荷になるなら、
可能な限り小さくすることも一案。

かなり小さくなりました。
芯となっている幹の曲がりが気になりましたが、
多角度から見た最善と、今後の樹形を考えた結果、残すことにしています。


2020年10月20日火曜日

カエデ 剪定

 

見事な株立ちのカエデ。
樹冠が切れてしまっていますが、実際には屋根を大きく超えて、細長い形になっています。
右手にはシャラの木が3本。

太い幹を、高いところで落としました。
樹形の美しさにとって大切なのは、太い幹と細い枝、その組み合わせです。
堂々ながら、柔らかく伸びやかに。



2020年10月13日火曜日

高木 剪定 高所作業車

 

見晴らしの良い崖上にある大きい木です。
崖下には隣家があり、枝を下に落とすことができません。
高所作業車での仕事となります。

半分以上、小さく切ったのではないでしょうか。
右手にあるエレガンテシマの高さと比較すると、どれほど切ったのかが分かりやすいです。

堂々とした存在感のある大きな木は、素晴らしいと思います。
しかし、近年頻発する強風などで倒れるなら、取り返しがつかない事態になることもあるでしょう。
大切だからこそ切る、それも大事なことですね。

2020年10月9日金曜日

オンコ バッサリとイメチェン


小さい場所に、大きくなったオンコ。
圧迫感あり、隣地へ越境あり...
思い切って半分以下に、可能な限り小さくしたいとのご要望。
ついでに斜めになっている土留も新しくします。

きれいに仕上げる自信はなかったのですが、
予想より枝葉が残り、美しくなりました。
円柱形から自然形への、大きな変化です。
L型土留とウッドチップで仕上げています。

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2020年9月29日火曜日

サクラ 剪定

サクラですが、
ツタが絡まり、ブドウも絡まり、
サクラの樹形も枝ぶりも見えません。

サクラの生存を確認しました。
周りに何もない広々した場所に植えられていますので、
これから伸び伸びと、枝張りを広げていくことでしょう。
来春が楽しみです。

別のサクラ。
道路際、電柱とオンコに囲まれて、
行き場がない中で、何とか伸びようとしているようです。

場所に合わせて、小さく整えました。
サクラは堂々とした自然樹形が持ち味、
小さな場所だとしても、サクラらしさを残しながら剪定することを心がけています。






2020年9月22日火曜日

ブロック塀の一部撤去 お庭のリフォーム

エントランスでブロック塀がL字になって出っ張っているため、
駐車するのに苦労しておられます。
ブロック塀を一部撤去し、開口部を広げたいとのご要望。

開口部を狭めているブロック塀を撤去しました。
ブロック塀門柱を2段切り下げ、笠木をそのまま移設しています。
それに合わせて、お庭と駐車場の仕切りを明確にし、全体の利用スペースを広げています。

工事前、駐車場側から見たお庭の様子。
しだれモミジやオンコなどが繁茂しており、半ば森の様相を呈しています。

洋風のお庭になりました。
既存の樹木を伐根撤去し、土改材混和後、グリーンコーンを列植しました。
草の中に隠れていた石などを利用し、お庭に強弱を作っています。
2日間で、大きな変化となりました。


2020年9月15日火曜日

ナナカマド 強剪定

スーパーマーケットの裏手。
狭い場所に対し、ナナカマドが高くなり過ぎています。
隣地駐車場にも越境し、枝葉が落ちている様子。
半分くらいにしてほしいとのご要望。

バッサリと切りました。
建物には、緑のラインが入っていたんですね。
秋は、バッサリ切る適期です。


2020年9月10日木曜日

ヤマボウシ 剪定

株立ちのヤマボウシです。
一年でも、かなり伸びるものです。
らしくなりました。
雑木のような雰囲気を残しつつ、
柔らかく透かしています。
不要枝はなるべく根元から切ることにより、
樹形の崩れを抑えています。


2020年9月7日月曜日

エゴノキ 剪定

新緑も花も樹形も紅葉も、
一年を通して美しい、エゴノキです。
幹が見えるようになりました。
また、細い小枝を残しているため、柔らかい印象となりました。
白い壁に、よく映えています。



2020年9月4日金曜日

クロマツ 剪定

これまでご自分で切っておられたようですが、
樹上で安全な体勢を取りながら剪定することは、簡単なことではありません。
ゆえに、上が重たくなっている印象です。

手が入らないほど密集していましたので、
枝をたくさん、そしてバランスよく抜きました。
松らしく生き返りました!



2020年9月3日木曜日

アカエゾマツ 剪定

アパートの前のアカエゾが大きくなって、
建物ベランダに接して、電線を超えてきて。 
 
木登りで剪定。
上から剪定するのが基本と思いますが、
枝が混み過ぎ、登れません。
それで不要枝を落としながら、登っていきます。
完成。
夏の日差しを遮る木立があるのは、ありがたいです。



2020年8月28日金曜日

天然芝を残しつつ ローメンテナンスのお庭

芝面を少なく残しつつ、全体的にローメンテナンスなお庭にリフォーム。


何かと使いづらい法面を減らすことにより、
有効面積が広くなり、手入れしやすい構造になります。

天然芝スペースを限ります。
その他の部分は防草しつつも、
曲と直が混じる、変化のあるデザインとしました。

コロナ禍、暑い8月の日々でした...

2020年8月21日金曜日

オンコを 刈り込みつつ 透かして 徐々に小さくする

仕立てられたオンコを、なるべく小さくしていきたい、とのご要望。

表面の葉が密になっていればいるほど、幹の近くには葉が生えていません。
表面の葉がカバーのように木全体を覆っているため、日光も新鮮な空気も内側には入らないからです。
そのため、内側は枯枝を含む細かい枝でいっぱいになっており、手が入る隙間もないほどです。
その場合、樹木の大きさを、一度に小さくすることはできません。

どうするか。
葉を残しつつギリギリまで刈り込み、同時に内側の不要枝を取り除いて透かすのです。
それにより、幹元に日光や空気が流れ込み、内側での萌芽が促されます。
幹元の葉が生きるようになるにつれ、徐々に小さく刈込むことができます。

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2020年8月12日水曜日

街の真ん中でのオンコ剪定


植物園近く、街の真ん中での剪定。
人通りが多い場所での仕事は不慣れゆえ、
なぜか見られている意識で、いつも以上に美しくしようと、余計に頑張る気持ちになりましたが。


結果、いつも以上の仕上がりにはならず。
いつも、どの現場でも、全力の良い仕事をしていることの裏返しであります!

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2020年7月27日月曜日

オンコを自然形に剪定する

たくさんのオンコを、自然形の剪定で仕上げます。
刈込みで仕上げるオンコにも良さがありますが、
自然形のオンコはそれぞれの樹の個性を生かすような感覚で、また全く違う良さがありますね。

ただ時には、私の能力では手に余るほどの強烈な個性もあり、苦しむことがありますが...

2020年6月30日火曜日

白樺が映えるお庭

 

犬のためのフェンスが壊れています。
カーポート脇のバラとエゴノキが絡みつき、
その他の樹木にも、自由が見られます。
白樺は大きくなり過ぎ、鮮やかな樹肌が埋もれています。

自然な目隠しを作りながら、綺麗に整えることにします。

フェンスを土台石とも撤去し、
L型ブロックと枕木で土留めを作りました。
シンボルツリーの白樺の両側に常緑のエメラルドを新植しました。

エゴノキは思い切って、お庭の右端に移植しました。
自分の場所を見つけたように、生き生きしているのが伝わります。
白樺の樹肌、映えています!





2020年6月23日火曜日

まっすぐ伸びた針葉樹 伐採 伐根

 

伐採のご依頼と思いきや、
伐採+伐根、そしてその後、黄色のレンゲツツジ植栽でした。

この伐採の場合、作業車を使用せずとも、木登りをして切ることができます。
しかし、根張りを見ても、伐根が大変そう。
けれども、人力でやります!




数時間の格闘の結果、ようやく勝利しました。
根の残存勢力をできる限り撤去し、土壌改良剤混和後、キレンゲツツジを植栽。
既存のカラーストーンの範囲を広げ、防草シート貼付後明るめの砂利で仕上げています。

高さのある自然形針葉樹はとても美しく、
できるなら、そのまま伸びやかに堂々と在り続けてほしいものですが、
電線や建物に近い立地、そして強風による倒木の危険などのリスクを考える必要があります。